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ThanatosDesignARTSandCRAFTS
-耐熱ガラス作品について-
私たちの提案するガラス作品は、工房を構える神奈川県
箱根町の緑や湖、近隣 湘南の海岸線にインスピレーションを受け耐熱ガラスの基本技術を駆使してデザインに応用しております。基本技術とは、重力や回転の遠心力を使い溶けたガラス自体を対流させ内部に金や銀の粒子、カラーガラスを閉じ込める技法です。(事項の歴史に詳しく説明されております。)
よって、基本技術をベースにした作品は製法上 その他のアーティストの作品に似ている作品もあるかもしれませんが、
さらにオリジナルの加工や装飾を施すことで、自然を意識したThanatosDesignらしいオリジナルのデザインに昇華させております。是非一度手に取って身につけていただけたら嬉しいです。
BorosilicateGlassArt
-耐熱ガラスのペンダントの歴史-
1960年代アメリカのヒッピーカルチャーから産まれた比較的新しいジャンルのガラス工芸の一つです。
当時、若者たちの間で耐熱ガラスのガラス製品を持つことはトレンドの一つでした。そこから様々な新しい装飾技法が発展し、現在ではサンドブラストやグラスカット、鍍金など常に新しい技術を取り入れアートとしてのガラスとして発展し続けています。素材は主にボロシリケイト(硼珪酸ガラス)と呼ばれる耐熱ガラスを使用しています。ガラスの主成分である二酸化ケイ素にホウ酸を混合したガラスで、ビーカーや試験管などで使用される特殊な耐熱ガラスです。 トンボ玉などのガラス細工などでよく使われるソーダガラスや鉛ガラスなどに比べ、非常に透明度が高く強度と軽さにとても優れています。 そこに2500度にもなる酸素バーナーの熱で気化させた 純金や純銀の粒子を閉じ込めて形にしたものです。 その後一日かけてゆっくり電気炉でアーニリング(焼き鈍し)を施し、しっかりとした強度を出してゆきます。その他、直輸入の再結晶オパールを入れ込んでいる作品や、 ダイクロガラスというキラキラした特殊なガラスを使用している作品で、制作からカットまで全てハンドメイドの一点物になります。是非手に取ってガラスの素敵な世界をのぞいていただけたら嬉しいです。
何故メインで生活雑貨を作るのか?
2011年に立ち上げ 田中篤史が主宰を勤めるThanatosDesign ARTSandCRAFTSにはある思いが込められております。産業革命の結果、大量生産の粗悪な製品があふれた時代、、、手仕事に帰り生活と芸術を統合するArts and Crafts Movement(工芸運動)が巻き起こりました。当時はインテリア製品が主流で、時代やカルチャーの違いはありますが、工芸運動から一歩踏み込んで身につける工芸を創作するという思想がブランドの根底にあります。ペンダントといえば一見、生活には不必要な物に感じてしまいますが、そこがとても重要で不必要な物にこだわるという事は生活を豊かに華やかにしてくれるものだと私は信じております。
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